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「向精神薬処方適正化宣言」病院のブログ

広島県廿日市市にある精神科病院、友和病院院長が管理してます

夢を見ないという悩み

エッセイ

最近、複数の患者さんから立て続けに「夢を見なくなってしまいました」という相談を受けました。

ちなみにここでの夢とは睡眠中の夢のことです。

それも皆さんとても残念そうに仰られるのです。

現実の生活では面白いことがないので、せめて面白可笑しい夢でも見たいということのようです。

確かに夢を見るのにお金はいりませんし、自由に夢を見ることができたら最高の娯楽になるでしょうね。

しかし、夢を見るのはレム睡眠の時で、それは眠りが浅いことを意味します。

夢をたくさん見るということは良質な深い睡眠がとれていないことを意味しており、心の健康という点からはよろしくないことなのです。

最近はVR(バーチャルリアリティ)の進歩が凄まじく、現実の境目が限りなくなくなろうとしています。

睡眠中の夢に頼らなくても好きな夢が見られるようになるようになる時代が、間もなくやってくるかもしれません。